研究会インフォネットは、1989年10月に非営利の異業種交流会としてスタートしました。その後、基本コンセプトを「個人の出会いと交流の場」とし、個人をベースとした気軽なお付き合いを目的とする会に変わりました。
設立当時の趣意書をみると、「いまの日本、何かが狂いはじめた。さまざまな職業、会社を超越して、悩みをを語り合おう」と書かれています。その後、日本は「失われた10年」を経験することになります。私たちがあのとき感じた危機意識のようなものは、決して間違っていなかったわけです。
その後、数年の休会期間はあったものの、この種の研究会としては珍しく、創立からすでに16年が経過しました。途中、コンセプトが「業種」重視から「個人」重視に変わっただけです。
ブロードバンドが家庭にも浸透してきたいま、研究会は2003年1月から新たな試みに挑戦しています。機関紙を紙からウェブサイトによる発信に切り替えたのです。アナログからデジタルへの転換です。
インターネットによる情報発信と交流を ― という呼びかけに応え、会員有志がサイト設立基金を寄付してくれました。このサイトはその基金と会員の年会費だけで運営されています。
しかし、人と人とのコミュニケーションは、デジタルでは限界があります。基本はアナログです。研究会は、これまでどおり「例会」での出会いと交流を重視します。この方針に変わりはありません。インターネットはコミュニケーションをより密にするための強力な補助手段に過ぎません。
日本はいま暗いムードに包まれていますが、研究会インフォネットだけは「信頼しあえる人びとが集う、楽しい交流の場づくり」を目指して前進します。
「会員規約」をお読みのうえ、気楽にご参加ください。
(2004年12月)
※以下のスタッフがボランティアでこの会の活動を支えています。
代 表 | 中山 俊明 | 副代表 | 雨宮 和子 | | 吉田美智枝 | 会 計 | 市谷 由美 | 名 簿 | 沼田 清 | メール | 黒岩 保文 |
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