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葉山日記
25 続・大胆予測
2003年9月11日
中山 俊明 中山 俊明 [なかやま としあき]

1946年4月23日生まれ。東京・大田区で育つが中2のとき、福岡県へ転校。70年春、九州大学を卒業後、共同通信に写真部員として入社。89年秋、異業種交流会「研究会インフォネット」を仲間とともに創設、世話人となる。91年春、共同通信を退社、株式会社インフォネットを設立。神奈川県・葉山町在住。

ニックネームはTOSHI、またはiPhone-G(爺)
▲ 夏の終わり。ちょっぴりさみしい季節です。
思わず笑ってしまいましたよ。野中広務サンが今期限りの引退表明。「今回は多くのひとに裏切られた」だって。オイオイ、よりにもよってあなたにそんなことを言われる筋合いはありませんよ。「政界の狙撃手」といわれ、多くのライバルを血祭りにあげ、権謀術数の限りさんざん裏の世界でこれまで人を切ってきたのだから、そりゃあ裏切られても文句を言えた筋合いじゃありません。お互いさまです。

仲間うちで、「青木ら裏切ったやつらのキタナイ話を洗いざらいぶちまけてやる」とすごんでいるらしい。生臭い世界を動き回ってきた御仁がそんなことを言ってはいけません。そういう話は「墓場まで持っていく」というのがヤクザの、おっと間違えた政治の渡世の常道ってもんでござんす。「負けました。辞めます」と多くを語らず黙って去る、というのがずっとかっこいいと思うけど。おしゃべりヤクザは絵にならない。

「日本国の将来のために退路を断って反小泉の戦いをする」。うーん、国士ぶって悲壮な顔されてもなあ。国民ひとりひとり、それなりに真剣にこの国の将来を憂いていますよ。そもそも目のなかに「¥マークぎらぎら日本人」を増やしてしまったのは田中派→竹下派→橋本派が牛耳ってきた自民的政治運営=金権体質そのものじゃないですか。

「お金ないときは、なるべくブサイクな男に声をかける。100%ご飯おごってくれるね」−これTVのインタビューに答える渋谷のうんこ座りの女子校生。「あれはたしかにズルイよ。だけどそのくらいの男じゃないと、地元にカネは持ってこれんねえ」−これ、野中サンの舎弟、いや弟分、いやかわいがっていた後輩・鈴木宗男サンの選挙区住民。老若男女下品ですねえ。前号では反小泉ではないので、青木サンや山崎サンの顔には触れなかったが、これらいずれも悪相です。やがて小泉さんに切られますね、裏ではなくて表から。

あのですねえ、小泉さんがこの国の経済をがらりと良くしてくれるなんてだれも期待してないのです。彼にはそれは無理です。ただ経済のことを云々する前に、まず政治の世界の大掃除をしなくちゃいかん、と国民の多くは考えているのですね。つまり、寝技、足技、水面下、密談、実弾、ムラーこんな言葉が乱舞する日本の政治にほとほと愛想をつかしたのです。

国民はその掃除役を小泉さんに託した、といえるのではないか。ところが自民党が少しばかり変わったところで、国は変わらない。しっかり根を張った官僚組織がびくともしない。ここに手をつけるには大掃除のあと、いっかい大胆なガラガラポンが必要だ。それが可能になるのは政権交替しかない。

派閥の力はこれから急速に減衰していく。それは小泉さんの功績大。しかしそれでも自民党ではしたたかな官僚組織には手をつけられない。となると、この作業を民主党政権にいったん託すのもまた良し。小泉さんはそんなことを考えているのではないか。負けを覚悟の衆院解散もありうる、という前号の主張の論拠はこういうことだ。彼が本当の「国士」だったら、このくらいの発想はありうる、と思うのだがどうだろう。
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