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葉山日記
27
2003年9月28日
中山 俊明 中山 俊明 [なかやま としあき]

1946年4月23日生まれ。東京・大田区で育つが中2のとき、福岡県へ転校。70年春、九州大学を卒業後、共同通信に写真部員として入社。89年秋、異業種交流会「研究会インフォネット」を仲間とともに創設、世話人となる。91年春、共同通信を退社、株式会社インフォネットを設立。神奈川県・葉山町在住。

ニックネームはTOSHI、またはiPhone-G(爺)
▲ 前回に続き、我が家2階からみた海景色。秋になってヨットの数が増えてきました。(9月27日)
前々回「続・大胆予測」で「青木サンや山崎サンの顔(略)これらいずれも悪相です。やがて小泉さんに切られますね、裏ではなくて表から」と書いたが、案の定、今回の組閣で山崎幹事長、やはり表から小泉さんに切られてしまった。最近の山崎サンの目はどんよりとした「ワニ目」になっていた。次の選挙では議席確保すら危ない、とあらためて書いておこう。

マスコミは「小泉・青木体制」の到来と書いたが、小泉さん、ある意味青木さんも切ってしまった。彼が強く求めた「竹中金融・経済財政相の交替」(の密約があった、とマスコミは書いたが)を軽くはじき飛ばしてしまった。小泉さんの方は、今後青木さんと二人三脚で行く気などさらさらないだろう。時代が求めるものを感じとる臭覚という点では、小泉さんの動物的カンはたいしたもんです。

今回組閣の分析は専門家に任せるとして、新しい内閣の顔ぶれを見て、僕自身は、従来の「いかにも自民党的ボス型金権体質ぎらぎら顔」が一掃されたなあ、という印象をまず持った。特に安部幹事長は(いまのところ)とてもいい顔をしている。一方でこの内閣、ぎらぎら顔がいなくなった分、なんだかパワー不足も否めない。副作用がないかわりに強力な治療効果もない薬、といったところか。時期総選挙はいよいよ自民党危うし、政権交替の可能性がますます高まった、ような気がする。

このところ「顔」のことばかり書いて、不快な印象を読者に与えているのではないか、と危惧していたのだが、たまたま前回のエッセイ「リタイアメント」に対して主婦読者から応援調のメールをいただき勇気づけられた。

― 定年された方々に思います。やっぱり「お顔」を見ると、どのような仕事人生だったか出てるんですよね。その奥様にも思います。どのように支えて来られたかが、美しさになって表れていて…。やっぱり、深い谷を越えていらした方はご夫妻共々違うんです。とてもあこがれます!言い過ぎかもしれませんが・・・高度成長期に時代の波に乗り、年功序列で良い思いをしたサラリーマン!…ふにゃけてます!。すぐ他人のせいにするあたり…ふにゃけてます。自分で勝負に出た事無い…っていう顔してます(ちと言い過ぎですか?)。そーゆーおじさまには、元会長でも元部長でも「惚れません」ねぇ。じぇんじぇん魅力ございません。あたしが銀座のママだったら…帰った後で塩撒いちゃうかも???動物園のおサルと、野生のおサル、全然別の生き物ですもの。毎日の決まりきった餌が、毒となる事だってあるんだ、と…思うのです。―

わが連れ合い(つまり妻のこと)のことを、僕と子供たちは「顔面評論家」と呼んでいる。テレビをみながら「あ、この人の耳のかたち左右で違う」「目、鼻、口が中央に集まりすぎてる」「あー、眉毛切りそろえてくれないかなあ」―等々とにかく、「顔」にうるさいのである。娘などは「お母さんねえ、あんまり他人様の顔がどうだこうだって言っていると、じゃ自分の夫の顔はどうなのよ?って言われるわよ」と、あきれている(これどういう意味だ?)。

顔からその人の性格や生き方までを直感的に判断してしまう女性の能力というのは、まちがいなく男性よりすぐれているようで、連れ合いに限らず、これまでも、「中身」を見抜く女性独特の直感力に舌をまいた経験が何度もある。

直感だけで人物を判断するのは危険、しかし顔はその人の生き様をかなり正確に反映するのも事実。いぜん僕の会社に勤めていた若い女性が退職した。自分がほんとうにやりたかったことを勉強するため夜学に通いたい、という。ついては、失業保険を受領しつつ昼間はアルバイトをしたい。失業保険とアルバイトの二重収入になってしまうが問題ないだろうか、と父親に相談したところ、静かに、しかし厳しく叱られたそうだ。

「二重どりをしても、税務署に捕捉されることはないだろう。じっさいそういうことをしているひとは多い。でもね、そんなことを繰り返していると顔が知らずだんだん悪くなっていくよ」。―いやいまどき立派な父上である。そう、政治家の顔が悪くなっていくのは、合法・非合法すれすれのところで、知らず(いや、知ったうえで)私欲を肥やしているからに違いない。
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