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30 メジャーリーグ・ベースボール
2015年6月5日
明子・ミーダー 明子・ミーダー [AKIKO MIEDER]

東京都小平市出身。5年間のOL生活の後渡米。カリフォルニアのサンディエゴに23年住んだ後、アイドルワイルドという小さな山間の町に引っ越し、現在アメリカ人の夫と猫3匹と田舎生活を楽しんでいます。サンディエゴから2時間の距離の町ですが、標高1800メートルの山の上の生活は、サンディエゴとは全く違います。そんなところでの日々の暮らし、感じたことを綴っていこうと思います。
▲ サンディエゴの球場
日本でも、連日プロ野球の試合が行われているようですが、アメリカでも野球ファンは連日盛り上がっています。NYヤンキースの田中将大投手、マイアミ マーリンズに移籍したイチロー選手、サンフランシスコ・ジャイアンツの青木宣親選手など、日本人選手も活躍しているので、日本でも観戦している方がいるかもしれません。

私は、日本にいるときはほとんど野球には興味がありませんでした。子供の頃、高校野球は好きで春夏は毎日テレビで見ていましたが、プロ野球には興味がなく、家族にもプロ野球好きがいなかったので、ほとんど見る機会がありませんでした。

サンディエゴにはパドレスという球団がありますが、1998年にワールドシリーズまで勝ち進んだ頃が全盛期(だと私は思っています)で、その頃からテレビで観戦したり、球場に足を運ぶようになりました。当時は古い球場で、試合前に駐車場でバーベキューをしたり、ビールを飲んだりと、それをテールゲートパーティー(Tailgate party)と言いますが、友達と楽しんでいました。それが楽しみで野球観戦に行っていたとも言えます。しかし、新しい球場に移ってからはそれができなくなり、楽しみが無くなってしまいましたが、試合はよく見に行っていました。ところが、数年前からパドレスの成績が悪くなり、私の野球への関心も薄れてきました。でも、今年はいい選手が入団して期待ができそうなので、また関心が出てきて毎晩テレビで観戦するようになりました。

先にも申し上げたとおり、日本ではほとんど野球観戦をしていなかったので、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの比較はできませんが、気がついたことを書いてみようと思います。

まず、試合開始前に国家斉唱。選手や観客皆が立ち上がって胸に手を置き、歌を口ずさみます。アメリカ人の愛国心がうかがえます。また、ゲームが大詰めを迎える7回表終了後には再び選手や観客が立ち上がり、⎡God Bless America⎦を歌います。これは2001年に起きた9/11のアメリカ同時多発テロ事件の後から歌われるようになりました。そして次に⎡私を野球に連れてって(Take Me Out To The Ballgame)⎦という歌を皆で合唱。これは地元チームを応援する歌で、⎡私を野球に連れて行って! ピーナッツやクラッカージャック(スナック菓子)を買ってちょうだい。その分取り戻せなくても気にしない。チームを応援させて! もし負けたら酷い話だけど⎦というよう内容です。これを大声で歌うとストレスも発散でき、何よりも球場の一体感が感じられます。

日本では、球団の応援団(?)が先頭を切って応援していたと思いますが、アメリカでは応援団はなく、おそらく球団が働きかけているのだと思いますが、手拍子をしたり、ウェーブと言って観客が順番に立ち上がって波を作ったりします。ここでもファンの一体感を感じます。

ピッチャーの交代のとき、日本で次のピッチャーがカートに乗って現れていたように記憶していますが、アメリカではそれはありません。また、ホームランを打った選手にチームのマスコット人形(?)を渡すということもありません。

日本の球場での食べ物と言ったら何でしょうか? 以前観た映画⎡Mr. Baseball⎦(1992年)で、ラーメンをすすっている観客がいたのを見ましたが、日本ならではですね。アメリカでは、ホットドッグにビール、スナックにピーナッツというのがオーセンティックと言えるでしょうが、最近はレストランも多く、売店でもハンバーガーからメキシコ料理、ピザなど色々なものを食べることができます。お寿司もありました!

以前から気になっていましたが、アメリカの選手はしょっちゅう唾を吐いています。ダグアウトでも、バッターボックスでも、守備についているときも。これは、ひまわりの種(Sunflower seeds)を食べているせいらしいです。また、チューインガムをよく噛んでいます。監督もコーチもバッターもピッチャーも。全員というわけではありませんが、かなりの数の選手が噛んでいます。ガムを膨らましているランナーや、守備についている選手もいます。本気でプレイしているの?と言いたくなります。これは、1900年代初め頃から大リーグで流行していた噛みタバコの名残であると思われます。噛むことによって口の中を湿った状態に保てるからだそうですが、最近は口腔癌や咽頭癌を引き起こすと言われ、大リーグでは禁止にはなっていませんが、2010年には米下院の公聴会で大リーグでの使用禁止の是非が議論されました。(ウィキペディアより)日本にはひまわりの種やガムを噛む選手はいませんよね?! 日本でプレイしているアメリカの選手はどうなんでしょう?アメリカでプレイする日本人選手は、そういうことがないと思いますが、アメリカナイズされた選手がいるかもしれません?!

日本ではドラフトで高校生が入団して、活躍が期待されている選手は大きなニュースになり、入団してすぐに試合に出るということがよくありますが、アメリカではそういうことはないようです。ドラフトはあっても、しばらくはマイナーリーグで経験を積んでからメジャーリーグでプレイします。最近は、外国人選手が多くなりました。特に、中南米の国々、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ等の選手が多く、その傾向は1970頃から始まっていたようです。ドミニカ共和国に至っては、幾つかの大リーグのチームによって野球選手を養成する施設が設立され、そこからスカウトされる選手が多いようです。また、カリブ海域の国々で行われる夏冬のリーグ戦でスカウトされる選手も多いそうです。

同じ野球でも、日本とアメリカではずいぶん違いますね。ルールは世界共通なので、気軽に観戦できるのが野球のいいところです。(アメリカで人気のフットボールは、未だにルールがわからず、興味が湧きません。)

パドレスにも頑張ってもらって、再びワールドシリーズへ進出して欲しいです。イチロー選手のいるマーリンズは同じナショナルリーグなので、サンディエゴに来たら見に行きたいと思っています。日本人選手には活躍して欲しいですが、やはりパドレスを応援します!
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