1989年創立 個の出会いと交流の場 研究会インフォネット
HOME 研究会インフォネットとは 会員規約 お問い合わせ
会員専用ページ
過去のINFONET REPORT カレンダー 会員連載エッセイ なんでも掲示板
会員紹介 財務報告
会員連載エッセイ
最近の記事 以前の記事
ガルテン〜私の庭物語
11 ソウル’88オリンピック〜30年前
2018年10月1日
原田 美佳 原田 美佳 [はらだ みか]

東京都出身。学生時代から長年関わった韓国文化院を2015年末に退職。現在は、日本ガルテン協会の広報部長の仕事をしながら、これまで関わってきた韓国文化を日本に紹介するための著作、交流活動を中心に自分のライフワークを模索中である。共著書に『コンパクト韓国』(李御寧監修)、『読んで旅する韓国』(金両基監修)、「朝鮮の王朝の美」、『朝鮮王朝の衣装と装身具』などがある。
▲ Studio200のちらしと、「シバジ」のちらし
最近、2020東京五輪に向けて、スポーツ関係の放送も増えている気がする。
30年前の、1988年9月17日から10月2日までの16日間にわたって韓国の首都ソウルで、第24回オリンピック競技大会が開催された。
マスコットは虎の男の子がモチ−フの「ホドリ」ちゃん。ポスターだけではなく、クイズ番組の得点がわりに置かれるなどいろいろなホドリ・グッズが作られた。
88(パルパル)オリンピックの前には、五輪開閉会式等のPDをされた李御寧先生監修で紹介本を出し、衣食住、思考、行動方式など基本的な勉強も少しすることもできた。
大会の方は、カール・ルイスやF・ジョイナーなどの陸上から、日本では、鈴木大地の水泳、シンクロの小谷実可子ら、柔道の斉藤仁、体操の池谷幸雄、西川大輔、レスリングの小林孝至、佐藤満と…競技に、メダル争いに目を奪われた人も多かった。マスコミ関係からの問い合わせも多岐にわたり、多かった。このとき、テコンドーが公開競技として行われ、その後、2000年シドニー・オリンピックのときから正式種目として行われた。

1979年、サンシャシン60ビルの5Fに開院当初から韓国文化院でも開講していた韓国語教室も賑わい、それまで少し暇だった文化院もいろいろな人が訪れるようにもなり、NHKでも1984年度から放送が始まっていた。
閉会式で歌われた金蓮子の「朝の国から」また、「ソウル賛歌」「離別」のパティ・キム、「カスマプゲ」の李成愛、「椿娘」の李美子、「窓の外の女」、「釜山港へ帰れ」の趙容弼など韓国の歌もこの頃いろいろなところで聞かれるようになった。

韓国映画分野も、87年にヴェネツィア国際映画祭で林権澤監督の「シバジ」で姜受延(カン・スヨン)が主演女優賞を受賞し、「風吹く良き日」「旅人は道でも休まない」などで人気のあった李長鎬監督や、アメリカで海外オールロケ映画「ディープ・ブルー・ナイト(深くて青い夜)」を聒箙栖篤弔撮ったりして、韓国映画も人気が出るようになった。
毎月韓国映画上映会を韓国文化院では行っていたが、韓国映画や歌謡界など幅広い交友関係を持っていた佐藤邦夫先生のアレンジで、林権澤監督や安聖基といったゲストを呼んで池袋の西武百貨店のスタジオ200で「韓国映画・アン・ソンギ特集」といった韓国映画上映会が行われ、スタジオ200では担当された小田切さんや八木忠栄さん、久野敦子さんら多くの方と知りあった。また、池袋で「東京国際演劇祭‘88池袋」も開催された。
歌や映画以外でも‘88オリンピックまでは、ほんとうにいろいろな人の出入りも多く、あちこちでイベントも行われ、何だか忙しかった。
ところが、翌年はぴたっとイベントも行われなくなった。
スタジオ200も1991年に閉館となったが、少しして90年代に入ると、ミニシアターが出来たり、地方での映画祭が始まり、300人劇場や川崎市市民ミュージアム、福岡市総合図書館などで「韓国映画の全貌」や「アジアフォーカス・福岡映画祭」など韓国の映画を観る機会が少しづつ増えていった。
90年代終わりくらいから始まった韓流ブームの先駆けだった。

最近の記事 ページトップへ 以前の記事
ボーダーを越えて
雨宮 和子
かくてありけり
沼田 清
葉山日記
中山 俊明
寄り道まわり道
吉田 美智枝
僕の偏見紀行
時津 寿之
NEW
ぴくせる日記
橋場 恵梨香
縁の下のバイオリン弾き
西村 万里
やもめ日記
シーラ・ジョンソン
きょう一日を穏やかに
永島 さくら
ガルテン〜私の庭物語
原田 美佳
バックナンバー一覧
17 韓国文化院 開院40周年
16 女性の刺繍に託した思い
15 縁側
14 ひなまつり
13 楽友協会 〜ニューイヤーコンサート
12 ウィーン1999年 〜シェーンブルン宮殿日本庭園開園式
11 ソウル’88オリンピック〜30年前
10 ポジティブ・シンキング〜大国未津子さんのこと
9 翔和苑〜二河白道とヤン・レツル
8 平等院庭園の模型
7 花見
6 金徳洙さんとサムルノリ
5 我が家のお雑煮
4 トイレいろいろ、そして絶景トイレ
3 緑の桜
2 日比谷公園と本多静六氏
1 シーボルトが導いた日本庭園
ページトップへ
Copyright(C) FORUM INFONET, All rights reserved. Copyright(C) FORUM INFONET, All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラスト等、全てのコンテンツの無断転載・複写を禁じます。
1 0 3 2 6 4 5 9
昨日の訪問者数0 0 7 7 6 本日の現在までの訪問者数0 0 4 8 1