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13 給食の思い出
2012年6月3日
明子・ミーダー 明子・ミーダー [AKIKO MIEDER]

東京都小平市出身。5年間のOL生活の後渡米。カリフォルニアのサンディエゴに23年住んだ後、アイドルワイルドという小さな山間の町に引っ越し、現在アメリカ人の夫と猫3匹と田舎生活を楽しんでいます。サンディエゴから2時間の距離の町ですが、標高1800メートルの山の上の生活は、サンディエゴとは全く違います。そんなところでの日々の暮らし、感じたことを綴っていこうと思います。
▲ 懐かしいコッペパンを再現してみました。かなりイビツですが.....
あっという間に今年も6月になってしまいました。 四月から学校に入学した新入生も、学校生活に慣れて毎日楽しく通学していることでしょう。学校生活での楽しみといえば、お昼に食べる給食。(勉強とおっしゃる方もいるかもしれませんが)訳あって、学校給食のことを調べていたら、面白い発見がありました。

まずひとつ目は、給食を懐かしむ人が多いということ。私だけではありませんでした(笑)。皆それぞれ思い出があると思います。好きな献立、給食当番、給食の時間の雰囲気等。中には嫌な思い出がある人もいるかもしれません。食べ終わるまで昼休みになっても食べさせられたとか。現在はそういうことは無いのかもしれませんが、これは今考えると拷問に近いものだったという気がします。

そして2つ目は、多くの人が同じような献立を食べていて、好きな献立や懐かしい献立が同じだということ。私は東京都出身なので、東京に限ったことかもしれません。年代によっても献立が変わっているようですし、給食の思い出をきくと年齢がわかってしまう可能性もあります(笑)。このような給食を懐かしむ人のリクエストが多かったのか、給食を再現したレストランがあるそうです。そこのメニューを見ても、私にとって懐かしいものばかりが並んでいます。給食を懐かしむのは私の世代が多いのか、それらが給食の定番であり続けているのか、実際のところはわかりません。(クジラの竜田揚げは現在は無いと思います。)

3つ目は、給食は進化しているということ。高級食材が使われていたり、地域のB級グルメだったり、ご飯食だったり。きいていると、なんと贅沢! と思ってしまう献立です。それは、子供の舌が肥えてきたからなのか、残さずに食べさせる為の策なのでしょうか? 地域のB級グルメというのは、地産地消、郷土料理を継承するという意味でいいことですし、食育に繋がるとも言えるでしょう。食材の産地表示までされているとか。食物アレルギーを持つ子供が多い今、安心安全な食材が求められ、進化せざるおえなかったと言えるのかもしれません。また、私が子供だった頃はパン食が中心で、ご飯は特別な日の献立でした。現在の給食はバラエティに富んでいて、「給食の時間が楽しみ」と思わずにいられないくらい充実しているようです。

栄養のバランスが摂れ、生徒が協力し合って食事の準備をし、みんなで同じ物を一緒に食べるという給食は、学校生活の中で大きな意味を持っていると思います。そして、学校生活の大きな思い出でもあるんですね。

日本の給食事情を調べたら、アメリカの学校給食はどうなんだろう?と知りたくなりました。そこで、小学校3年生の子供を持つ友人にきいてみました。基本的に、カフェテリアでビュッフェ形式(お代わりはできないそうです)のランチか、お弁当を持参するか、個人の自由だそうです。友人も、実際ビュッフェ形式のランチにどのような食べ物が出されているのか見たことが無いそうですが、日替わりのメインの料理が1〜3種類から選べ、それにサラダとフルーツが付くそうです。飲み物は牛乳か、チョコレートミルク、たまにりんごジュースだそうです。

気になるメインの料理は、ターキー&マッシュポテト、ケサディア〔メキシコ料理で、トルティーヤ(小麦粉あるいはコーンミールで作った薄く平たいパン、と言うよりもクレープに近いかもしれません。)にチーズや他の具をのせ、半分に折ってチーズが溶けるまで火を通した食べ物。〕、チーズブリトウ(同じくメキシコ料理で、トルティーヤに具をのせ、具を包むようにトルティーヤを折り畳み、グリルした食べ物。)、チーズバーガー、照り焼きチキン、チキンナゲット、ターキーサンドイッチ、フィッシュサンドイッチ等だそうです。メキシコ料理があるのは、メキシコ国境に近い街、サンディエゴならではかもしれませんが、全体的にいかにもアメリカンといったメニューです。ピザが無いのがちょっと驚きですが。このビュッフェ形式のランチのお値段は2ドル。ファストフードのお店よりは格安です。これは、友人のお子さんが通っている学校のランチ事情なので、他の学校、他の地域、中学校、高校によって違うでしょう。

日本のように、カロリーや栄養のバランスがとれているのかは疑問です。ミッシェル・オバマ大統領夫人が、「Let’s Move」という、増え続ける子供の肥満を食い止める為のキャンペーンを指揮していますが、それが実際に現場に浸透しているのかどうかもわかりません。保護者と学校が一緒に取り組まなければいけない大きな問題です。そう考えてみると、日本の学校給食はとてもいい環境が整っており、食育の指導も受けられるという理想的なものであると感じます。

ちなみに、私の給食の思い出は、給食当番で重いお鍋(と言うより、大きなバケツ)をみんなで運んだこと。みんなで机を寄せ合って食べたこと。いつも食べきれずに、母が作ってくれた給食袋にパンの残りを入れ、ランドセルの横に付けてを持って帰っていたこと。幸いにも、私の担任の先生は強制的に食べさせることはしませんでした。そうでなければ、毎日昼休み無しでした。それと、先割れスプーン。これは学校以外では見たことがありませんが、スプーンとフォークをひとつにした物らしいですが、フォークの役目はあまり意味が無かったように思います。

ついでに、好きだった献立は、揚げパン、ひじきの煮付けと卵焼き、ソフト麺にミートソースをかけたもの、カレーシチュー。「懐かしい〜。」と思ったあなたは同世代!?(笑) 最近のグルメ給食も食べてみたいです。
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