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徒然.... in California
20 山暮らしとリサイクル
2014年2月18日
明子・ミーダー 明子・ミーダー [AKIKO MIEDER]

東京都小平市出身。5年間のOL生活の後渡米。カリフォルニアのサンディエゴに23年住んだ後、アイドルワイルドという小さな山間の町に引っ越し、現在アメリカ人の夫と猫3匹と田舎生活を楽しんでいます。サンディエゴから2時間の距離の町ですが、標高1800メートルの山の上の生活は、サンディエゴとは全く違います。そんなところでの日々の暮らし、感じたことを綴っていこうと思います。
▲ たくさん並ぶゴミ箱。それぞれ用途が違います。
早いもので、山の家に引っ越してきてから今年の5月で4年になります。初めは標高1800メートルの気圧に身体が慣れるのに時間がかかったり、冬の寒さに引きこもりになったりといろいろありましたが、今ではすっかり山での暮らしにも慣れました。

山での暮らしは、なんといっても肉体労働が多いものです。雪が降れば雪かきをしなければならず(道路は除雪車が除雪してくれますが)、庭の落ち葉はかき集めてごみ捨て場まで持って行かなければいけません。(山火事防止のため、年に一度チェックが入ります。)以前、「町の小さな郵便局」にも書きましたが、郵便は町の中心部にある郵便局まで取りに行かなければならず、家庭から出るゴミもゴミ捨て場まで持っていかなくてはなりません。町の人口は4000人ほどですが、はっきりしたことはわかりませんが、年配の方が多いように感じます。しかし、どなたもお元気。それもこの生活スタイルのおかげでしょう。普通に生活するだけでいい運動になるんですから、ジムに行く必要もありません。一石二鳥です。と言っても、我が家では雪かきも落ち葉を集めるのも主人の仕事なので、私は全く運動していないことになりますが.....

ゴミに関していえば、サンディエゴでは持ち家の場合、市や業者から支給された通常ゴミ用、リサイクルゴミ用の大きなゴミ箱に分別して、週に一回の収集日にゴミ箱を家の前に出しておくと、ゴミ収集車がゴミを回収してくれます。私はコンドミニアム(集合住宅)に住んでいたので、敷地内にある大きなゴミ箱にゴミを捨てていました。リサイクル用の大きなゴミ箱は別にあり、新聞紙や雑誌、ワインボトル等を捨てていました。アルミ缶、ビール瓶、ペットボトル等はリサイクルセンターへ持っていって、現金に換えてもらっていました。と言うように、できる限りのことをしていましたが、今考えると、リサイクルの意識が低かったと感じます。

先にも書きましたように、今住む町ではゴミの回収は無いので、個人でゴミ捨て場へゴミを持っていきます。野球場ほどの敷地にたくさんのゴミ箱が設置されていて、通常ゴミ、リサイクルゴミ、ダンボール、電気製品、粗大ゴミ、落ち葉等庭から出るゴミ、ストーブの灰等に分けられています。このように細かく分かれているせいか、ゴミを捨てる前に「これはリサイクルできるのか?」と思いながら分別するようになり、通常ゴミの量がサンディエゴに住んでいた時より大幅に減りました。生ゴミは、流しに備え付けてある廃物処理を使うので、ほとんど出ません。とは言っても、野菜くず等は再利用したいと思っているので、今年はコンポストで堆肥作りに挑戦したいと思っています。

日本へ里帰りする度に思うのは(ここ数年は帰っていませんが)リサイクルの意識が高いこと。スーパーマーケットへ行くと、牛乳パックやプラスチックのトレーのリサイクル箱が設けられているのが目につきます。実家の台所には、常にそれらが洗って置いてありました。日系マーケットで買う日本からの商品には、容器のふた、本体、包装に使われる袋等、細かくリサイクルに関するマークが書かれています。しかし、そういったもののリサイクル、燃えるゴミ、燃えないゴミの分別等、みんなきちんとやっているんだろうか?という疑問もわいてきます。また、日本は過剰包装が多いなとも感じます。アメリカでは、肉や魚はトレーで売られていますが、野菜をトレーに入れることはありません。リサイクルよりも使わないことの方がいいと思うのですが....

どうせリサイクルするんだからと無駄に消費するのはどうかと思います。リサイクルするのにもお金がかかります。買物に行く時はマイバッグを持参。ペットボトルの水ではなく、マイボトルを持ち歩く。紙ナプキンの代わりに布のナプキンを使う等、身近なことからできることはたくさんあります。ひとつひとつの行動を意識しながら暮らしてみると、思わぬ発見もあるかもしれません。環境への意識を持ちながら、これからさらに山暮らしを楽しみたいと思います。
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